素材仕様


おふとんに使用される素材としてはその用途によって側地(生地)、中綿(詰め綿、巻き綿)、芯材(中芯)に分類されます。

☆側地(生地)

羽毛布団用にはダウンプルーフ(吹き出し防止)加工したものを使用します。普及品には230本平織りがよく使用されますが、それよりも高級な素材として、綿でも細番手で柔らかな超長綿が使用されます。風合いを重視したマイクロファイバーとの交織品や、高級感のある絹交織などがあります。 ウォッシャブル製品には防縮加工した綿100%の生地または、ポリエステルを交織したもの、およびポリエステル100%の生地が使用されます。 また、保温性を向上させるために金属チタンをスパッタリングという技法で生地に固着させた生地等も使用されます。 お客様の希望に沿った商品になるように用途、要望によって使い分けられています。

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☆詰めわた 天然繊維(ウール、コットン、麻、etc)

○ウール:繊維表面にウロコがあり、また、独特な捲縮(クリンプ)もあります。他の繊維と比較して吸湿性が非常に優れ、発散性にも優れています。そのため、外の湿度に合わせて、自ら吸湿発散作用を繰り返していますので、いつもサラッとした快適さを保ちます。

○コットン:木綿わたは吸湿性・保温性に優れ、復元力に富んでいます。また木綿の繊維は中空で天然のよじれをもっていますので、日干しをすることによって吸収した湿気を放出するとともに、あらゆる繊維の中でもっとも優れた暖かさと回復力を持っています。木綿わたふとん用として、敷ふとん用にはインド、パキスタン産のデシ綿(繊維が太く短いもの)が適しており、また掛ふとん用にはメキシコ、アメリカ産の繊維が細くドレープ性に富んだ原料を使用します。

 繊維長が細く長いものほど高級な布団に使用されます。 羽毛ふとん用には通常糸の太さが40番手以上のものが使用されますが、60番手、80番手以上の超長綿を使用した生地も増えています。数字が大きいものほど細くしなやかになります。

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☆詰めわた 合成繊維(ポリエステル、etc)

○ポリエステル繊維は品質規格が管理されており、使用用途によって様々な規格品が使用されます。軽量、清潔、コストが比較的安価な為、現在では広く使用されています。レギュラータイプの汎用品から、機能性、形状によって様々な特徴を発現します。形状としては中空糸(1孔、3孔、4孔、7孔・・・)や粒状、長繊維タイプのものがあります。機能性としては、防ダニ、抗菌防臭、吸汗、遠赤外線放射、消臭、ウォッシャブル、羽毛タッチなどがあります。

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(ダクロン®クォロフィル®アクア)

holofill-555
4孔中空

新エアロカプセルγ
3孔中空

☆芯材 固綿、ウレタン、ポリエチレンフォーム

敷布団に機能を付与する為、様々な特性を持った素材が使用されます。 

 

プロファイルウレタンプロファイル(凸凹)ウレタン

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 架橋ポリエチレンフォーム(フォームエース)

凸凹構造で指圧効果や軽量化、エアーベンチレーション効果などが期待できます。また、お布団のヘタリに対しては耐久性の高い架橋ポリエチレンフォームや、高融点圧縮固綿などが用いられます。 

 

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高通気性、高弾性芯材(ブレスエアー)

ハニカム
ハニカムラッセル

毎日使用する布団には湿気がこもりやすく不衛生になりがちです。通気性を向上させ快適な睡眠状態を提供する為に、へちま状の構造をした中芯材や、立体的に編み合わされたハニカム形状の素材も多用されています。